遠慮の無い好奇心と向上心

好奇心はあるほうだ。いろんなもの、楽しそうって思う。昔からそう。でもそれを生かし切れなかった。環境が悪かったと思ってた。

ちがう。環境は関係ない。好奇心が強く、そして実行できる人は環境なんて関係なくやる。環境を自分で作ることができる。有無を言わせない強さがある。自分は環境に甘えてできなかっただけだったことに気がついた。だからといってすぐに変われるわけじゃないけど、でも少しずつ意識を変えていきたいと思ってる。そして自分はその好奇心をできるだけ支えてあげたいと思う。

 

伸びる人は向上心がすごい。向上心があるのはみんなそう。下手なままでいいなんてことはない。すごく伸びる人は遠慮が無い。見境がない。吸収力が違う人もいたりはするけど、やっている量が違う。こなしている量が全く違う。吸収力がどうとか、そんな問題じゃない。やりまくってやりまくってやりまくって上手くなる。その数をこなすための集中力が全く違う。

大抵はそのくっっっっそつまらないしイライラする過程に嫌気が差して中途半端に終わる。時間のなさを、環境の悪さを言い訳にやらない。やりきらない。

そうして人は妬みを覚える。自分ができなかったことをできている人間にいらだつ。自分を否定しているようで嫌になる。諦めたと勘違いしているが、それは諦めではなくやらなかっただけ。中途半端であっただけ。諦めというのはやりきって振り絞って、それでも届かなかった人間にのみ得られる境地だと思う。そしてその諦めの経験は後々に役に立ってくれるのだろう。そんな経験は何十年のかけて得られるものであり、ほんの数日では得られないもの。だから学生のうちに打ち込める何かがあった方がいいんだろうなって今になって思う。

俺は今までやりきってこれたのだろうか。今日も自問自答しながら体調不良と戦う。